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瀬尾夏美 Natsumi Seo

代表理事

画家、作家。1988年東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。土地の人びとのことばと風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっている。2012年より、映像作家の小森はるかとともに岩手県陸前高田市に拠点を移す。以後、地元写真館に勤務しながら、まちを歩き、地域の中でワークショップや対話の場を運営。2015年、仙台市で、土地との協同を通した記録活動を行う一般社団法人NOOK(のおく)を立ち上げる。現在は、陸前高田での制作を継続しながら、戦争体験をした人たちや障害を持つ人たちの話を聞き、展覧会や企画を行っている。

komori haruka + seo natsumi HP

佐竹真紀子 Makiko Satake

理事

美術作家。1991年宮城県生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科修了。おもに絵や彫刻をつくる美術作家。仙台市沿岸部に、バス停留所を模したオブジェを設置する「偽バス停」プロジェクトを、2015年より継続中。地域の人びとと協働しながら、風景の記憶を聞く場づくりも行っている。

中村大地 Daichi Nakamura

理事

作家、演出家。1991年東京都生まれ。東北大学文学部卒。在学中に劇団「屋根裏ハイツ」を旗揚げし、8年間仙台を拠点に活動。2018年より東京に在住。人が生き抜くために必要な「役立つ演劇」を志向する。近作『ここは出口ではない』で第2回人間座「田畑実戯曲賞」を受賞。「利賀演劇人コンクール2019」ではチェーホフ『桜の園』を上演し、観客賞受賞、優秀演出家賞一席となる。

屋根裏ハイツ HP

細谷修平 Shuhei Hosoya

理事

美術・メディア研究者、映像作家。1983年東京都生まれ。和光大学大学院社会文化総合研究科修了。大学在学中にイメージ論、編集術を学ぶ。アーティストの活動に関わる聞き取りや調査、記録を通して、アート・ドキュメンテーションを行なっている。主には1960年代の藝術と政治、メディアを研究テーマとして、映像やテキストによる記録を行い、シンポジウムや書籍のプログラムを通した活動を展開。東日本大震災を経て、記録と藝術についての考察と実践を継続している。主な共著に『文藝別冊 澁澤龍彦ふたたび』(河出書房新社、2017年)、『日本のテロ 爆弾の時代60s-70s』(河出書房新社、2017年)、『半島論』(響文社、2018年)などがある。高崎経済大学非常勤講師。

小森はるか Haruka Komori

理事

映像作家。1989年静岡県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。映画美学校フィクションコース初等科修了。東日本大震災後、ボランティアで東北を訪れたことをきっかけに、画家・作家の瀬尾夏美とアートユニットとして活動を開始。2012年、岩手県陸前高田市に移住し、人の暮らしや語り、その佇まいを映像で記録している。2015年、仙台に移居。2022年より新潟在住。監督作に「息の跡」、「空に聞く」、「二重のまち/交代地のうたを編む」(瀬尾夏美と共同監督)など。

komori haruka + seo natsumi HP

礒﨑未菜 Mina Isozaki

アーティスト。1992年東京都生まれ。東京芸術大学大学院映像研究科メディア映像専攻在籍。 土地に出向き、その場所に添う新しい”うた”を考え制作し、映像で記録するプロジェクト「小民謡プロジェクト」を行う。歌と土地の関わり、そしてそこに表出する人々の暮らしについて考えている。