とは?
カロク(=災禍の記録)を探そう。記そう。手渡そう。
災禍の歴史をたどり、記憶の地層を掘り起こす。
それらに向き合う人びとと出会い、話し合う。
自らカロクを記し、手渡す。
カロクをめぐる表現の実践と、災間期をともに生きる
ネットワークづくりの場。
東日本大震災以降、東北を拠点に記録や表現の活動をしてきたわたしたちは、三陸沿岸が繰り返し津波に襲われる「災害常襲地」であることを実感してきました。また、気候変動が進むなか、世界中で、まちが破壊されてしまう規模の水害や土砂災害などが頻発し、同時に多くの地域が大変な被災リスクを抱えていることが報じられています。
そこでわたしたちは、各地に蓄積されてきた過去の災禍の記録=禍録(カロク)を読み込み、現在に応用するためのプロジェクトを立ち上げました。
かつて災禍を経験した人びとや、いままさに渦中で生きる人びとが残す記録(個人の日記から、絵画・詩・演劇・うたなどの表現、エッセイや論文、また地域や集落の記録……)は、目の前の惨状やそこから立ち上がってきたプロセスを未来に伝えようとする表現としても受け取れます。
また、予期せぬ災害の経験とその後の生活で起きるさまざまな問題、とりわけ、思わぬ形での喪失との向き合いかたや、コミュニティの再構築といった「災後」の暮らしに関する知見は、しばしば個別的な問題として捉えられ、他者に共有されにくいものです。そうした目に見えづらくなりがちな個人の営みやコミュニティの小さな実践を、残された記録/表現を見つめるところから始めたいと思います。
カロクを見つけた。記している。手渡したい。
ちょっと興味がある! などなど、みなさんのご参加をお待ちしています。
カロクリサイクルはStudio 04を拠点に活動しています。