NOOK STUDiO♯1 小林エリカさんによるワークショップ

『記録のリサーチから小説を書く ーわたしと歴史をつなぐ物語のつくりかたー』

#1の講師は、昨年『女の子たち風船爆弾をつくる』で毎日出版文化賞を受賞した作家・アーティストの小林エリカさんです!

創作プロセスやリサーチ・執筆の手法を具体的に学びながら、自分自身の生を起点に個人と歴史を繋ぐそれぞれの短編小説を完成させます。

小説家を目指す人だけでなく、歴史的な出来事に関心のある方、資料や記録を読み解くこと、またそこから表現をつくることに関心のある方にもおすすめです。

小林エリカさんからのメッセージ
新しい小説が生まれる場をともにできることを楽しみにしています。小説なんて書いたことない!という方も大歓迎です。

ワークショップの日程と内容(全4回)

① 10月15日(水)19:00~22:00

講師による小説を書くためのテーマ設定や、それを実現するためのプロセスについてのレクチャー

② 11月5日(水)19:00~22:00

それぞれのテーマや題材とその背景にある歴史を共有し、ディスカッション

③ 11月8日(土)10:00~14:00

国立国会図書館で実際にリサーチしながら歴史を探求してゆく、ワークショップ

(以降、各自で執筆)

④ 12月10日(水)19:00~22:00

それぞれの完成作品を読み合う、合評・フィードバック

◉講師

小林エリカ(こばやし・えりか)

1978年生まれ。作家、アーティスト。著書に小説『女の子たち風船爆弾をつくる』(毎日出版文化賞受賞)、『最後の挨拶 His Last Bow』、『トリニティ、トリニティ、トリニティ』、英語版”Trinity, Trinity, Trinity”(翻訳Brian Bergstrom)(日米友好基金日本文学翻訳賞2022-2023受賞) 他。エッセイ『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』、コミック『光の子ども』シリーズ、最新刊は『おこさま人生相談室』。 絵本『わたしは しなない おんなのこ』、訳書にサンギータ・ヨギ『わたしは なれる』他 。国内外の美術館やギャラリーでテキストと呼応するような展示もおこなう。

会場

Studio 04ほか

〒136-0072 東京都江東区大島4-1-1 大島四丁目団地1号棟106

都営新宿線西大島駅A4出口より徒歩5分

参加費

35,000円

対象

どなたでも。全日参加できる方を優先します。

定員

10名

※申込者多数の場合は選考を実施します。ご了承ください。

※選考結果は9月30日(火)までにメールにてお伝えします。

◉申し込み方法

こちらのフォームからお申し込みください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdKYiUmm7_XDL9Om9k_P9m-sINaxgmEWwne9m4TEL1C62Gzpw/viewform?usp=dialog

※個人情報は厳重に管理し、本事業の運営及びご案内のみに使用いたします。

◉申込〆切

9月22日(月)23:59まで

主催:一般社団法人NOOK

NOOK Studioとは?

記録と表現にかかわる専門家によるワークショップシリーズ「NOOK Studio」をはじめます。発足から10周年を迎えるNOOKは、東日本大震災の被災地域で風景や語りを記録することから始め、それらをともに見て語らう場づくりや、遠い場所へ運ぶための表現のあり方を模索しながら活動を続けてきました。出来事を記録することにも、またそれらを誰かと共有する表現にも、たしかな技術と実践知が必要です。またこれらは、目まぐるしく変化する社会状況のなかで、ともに生き抜くための基礎的な体力を支えてくれるものだと感じています。

本ワークショップを通じて、アーティストや技術者がどのように題材やテーマと出会い、リサーチを重ねているのか、そしてそれをどのようにアウトプットにつなげているのかを直接学び、また参加者自身が実際に手を動かし、対話を重ねながら、ひとりひとりの表現を模索していきます。